梅雨明けもしていないのに、真夏日が続く2024年の夏。少しでも快適にすごしたいから、カフタンのような体に張り付かないワンピースの出番が増えますよね。ただし、そういったワンピースはシルエットがルーズだったりして、街では少し浮いてしまう場合も。そこでワンピースに定評のあるブランドのリゾートドレスを、OFF⇔ONでスタイリングを変えてプレスが着回します。今回はインドの伝統的な手仕事やセンスを、モダンに昇華したドレスに定評がある【ヌキテパ】。プレスの西紗華さんが爽やかに着こなします。
<OFFスタイル>キャップ&スポサンでスポーティな香りを加えた着こなしに
薄手で透け感のあるコットンボイル生地を使った【ヌキテパ】で定番のVネックドレス。柔らかなラベンダー地に、グリーンのストライプが清涼感を演出します。風をはらんでふんわり広がるシルエットが涼しげで、カーディガンを羽織れば春秋も活躍。
「キャップとスポサンを合わせてスポーティMIXに。インナーにクルーネックのノースリーブを合わせて露出面積を調整しました」
スタイリングの華やかなアクセントになっているのが、きらめくゴールドのコードを格子状にあしらった巾着バッグ。ハンドルの根元やタッセルから、細やかな仕事ぶりが伝わってきます。
「夏は大ぶりなアクセサリーを身に着けたくなります。グリーンがかったクオーツから削り出したようなリングは存在感がありながらも、シンプルなデザインで華奢なリングとのコーディネートも楽しめます」
首元は細かなマザーオブパールを連ねたネックレスで可憐に。
「長さの調整ができ、こちらも他のネックレスとのレイヤードがしやすいので、様々なコーディネートに対応します」
<ONスタイル>きらめくトートとグルカサンダルの投入で、リラクシーな雰囲気を抑制
抜け感を抑えるため、袖もロールアップせず、足元もトングサンダルよりきちんと感のあるグルカサンダルを合わせて。
「柔らかなトートバッグは上部を折り曲げてクラッチ風に。こなれたムードを加えました」
ラメ糸を編んだトートバッグは、繊細なデザインながらA4サイズの収納も可能。通勤や通学でも活躍します。
ピアスとネックレスは天然石を用いた華奢なタイプをチョイス。コーディネートにさりげない彩りを加えます。
「様々なカラーストーンを組み合わせたネックレスのチャームは、実はイニシャル。私の名前の頭文字からSをチョイスしました」
※価格はすべて税込みです
Photograph:川本史織
Senior Writer:津島千佳