少し屋外にいただけで汗が出る暑さの厳しい今、体に張り付かないゆるっとしたワンピースが活躍しますよね。ただし、そういったワンピースは大胆なプリントだったり、露出が多めだったりして、街で着るのはちょっと厳しい場合も。そこでワンピースに定評のあるブランドのリゾートドレスを、リゾート⇔タウンでスタイリングを変えてスタッフが着回します。今回は大人の上質な日常着を提案する【カオス】。ディレクターの櫛部美佐子さんがドラマティックに着こなします。
<リゾートスタイル>つば広ストローハットで優雅に、トングサンダルで抜け感を
二の腕カバー効果も期待できるパフスリーブが目を引くドレスは、シルエットと素材にこだわりが。ウエスト周辺はすっきりとさせ、裾に向かってなだらかに広がりつつもボリュームは抑えられているので、甘くなりすぎず大人も着用しやすくなっています。
「フレンチリネンを使った薄手のキャンバス地にワッシャー加工を施しています。ドライで清涼感のある風合いと、カジュアル過ぎない表情が生まれます。ケアも簡単なので、忙しい大人に嬉しい生地ですね」
リゾートムードを高めるのが透かし編みのストローハット。
「つばが広めでエレガントな形ですし、クリーンなカラーも上品。大人が被ってこそ様になるデザインですね」
足元はヌーディなトングサンダルで抜け感を出して。
「上質なレザー素材でカジュアルになりすぎないので、ドレスにもマッチします」
<タウンスタイル>存在感のあるアクセと羨望靴バッグでクラス感をアップ!
【エルメス】の「バーキン」や【タサキ】のリングなど、クラス感のあるバッグやアクセサリーに変えていっそうエレガントなムードに。
「華奢なアクセサリーだとエレガントになりすぎるので、存在感のあるデザインに。少しパンチを効かせた方が夏のコーディネートにマッチします」
ミュールもブラックにして、統一感のあるスタイリングに。
「インパクトのあるアクセサリーを合わせたので、シューズとバッグはドレスの色と調和させました。ポインテッドトゥのため、シャープな印象も加わります」
※価格はすべて税込みです
Photograph:川本史織
Senior Writer:津島千佳