光と⾳のデジタルインスタレーション
「成⽥空港駅」だった時代の駅名標。
出典:フリークス ストア1978年に「成⽥空港駅」として開業し、1991年まで成田空港を利用する乗客の玄関口になっていた「東成⽥駅」。この駅には普段非公開となっている、かつて使われていたホームやコンコースがあるのです。
当時の趣のまま残されているホームとコンコースを舞台に「ノスタルジー」をテーマにした「京成フリーク」第3弾が2024年6⽉22⽇、23日の2⽇間限定で行われました。
歴代の京成スカイライナーのポスター。
出典:フリークス ストアコンコースに入ると「成⽥空港駅」時代のポスターが飾られ、時代を感じさせます。
2024年現在、京成上野-成田空港間は最速43分。当時と比べ、乗車時間が短くなっています。
出典:フリークス ストアさらに初代、2代目のスカイライナーを模型で復元したフォトスポットも。
初代スカイライナーの車両であるAE形の模型。最高時速は105km。
出典:フリークス ストア2代目スカイライナーの車両であるAE100形の模型。最高時速は110km。
出典:フリークス ストア改札からは奥行きのあるコンコースが現れます。
柱付近の床には今回のイベントのために準備されたデジタルサイネージが設置されていました。
出典:フリークス ストア今の感覚を取り入れるため、現役スカイライナーの紺や白、旧スカイライナーの赤や青、茶色、白、⾏先表⽰やパンダグラフ、そして成田空港をイメージした滑走路を表現した光などをデジタルインスタレーションで表現。
床に置かれたデジタルサイネージには、電車の行先表示を模したデザインなどが表示されていました。
出典:フリークス ストアモーター⾳や発⾞メロディー、⾞内の騒⾳といった電車にまつわる音も流れているので、目だけでなく耳でも楽しめました。
コンコースの奥にあるのは「成⽥空港駅」時代に営業していた喫茶店。
出典:フリークス ストアレトロで無骨なホーム
コンコースからホームへ向かう階段。
出典:フリークス ストア階段を降りてホームへ向かいます。ホームは薄暗く、明るいホームに慣れた身には妙に懐かしいような、新鮮なような。
未使⽤のホームの対面には現役で使われているホームがあり、過去と現在のコントラストを感じます。
出典:フリークス ストアホームでは「成⽥空港駅」時代の写真をスライドで流すスペースが。ベンチがあったため、ここに座って満足いくまでじっくり見ることができました。
開業当時の「成田空港駅」のホーム。
出典:フリークス ストアかつての駅の風景のスライドショーが放映されていました。
出典:フリークス ストアホームでは今回のイベントのために用意されたコラボアイテムも発売。初代スカイライナーのフォトTシャツはヴィンテージライクな加工がされた古着っぽい風合い。
今回の「京成フリーク」第3弾のグッズのほか、過去のアイテムもラインナップされていました。
出典:フリークス ストア「TEE 京成フリーク“なりたくうこう”」¥5,500(税込)
出典:フリークス ストアコンコースやホームの各所にはスタンプラリーも。ゲーム感覚で巡ることができました。
「成田空港駅」時代に使われていたゴミ箱と灰皿。
出典:フリークス ストアスタンプの種類は全部で8つ。すべて「成田空港駅」にまつわるモチーフです。
出典:フリークス ストア平成初期にタイムスリップしたようなノスタルジーをリアルに体験できた本イベント。行けなかった人はコラボアイテムが【フリークス ストア】の公式オンラインストア「デイトナパーク」で販売中なので、グッズでその気分を味わってみてください。
Photograph&Senior Writer : 津島千佳