【マディソンブルー】がデビュー10周年記念を記念し、初めて【レッドカード トーキョー】とコラボレーションした3つのデニムアイテムを2024年7⽉3⽇(⽔)に限定リリース! 「NEW VINTAGE(ニューヴィンテージ)」をテーマにした今回のコラボに至った経緯やアイテムの魅力をデザイナーの中山まりこさんに解説してもらいました。

【レッドカード トーキョー】プロデューサー・ドクターデニム本澤氏からのラブコールでコラボが実現!

今回のコラボレーションは、今年15周年を迎えた【レッドカード トーキョー】プロデューサーのドクターデニム本澤氏が【マディソンブルー】に声をかけたことで実現。

「【マディソンブルー】を本澤氏にずっと注目していただいていること、【マディソンブルー】のシャツに合うデニムを作りたいと思ってくださったこと、【レッドカード トーキョー】が立ち上がって初めてのカタログのスタイリングを私がさせてもらったご縁もあり、一緒に作ることになりました。ドクターデニムと呼ばれる本澤氏と取り組むのならば、と私のヴィンテージコレクションの中でも一番大好きなボーイズサイズのヴィンテージの501や【ラングラー】のウエスタンシャツをお見せし、『こういうものを作りたいんです』と相談するところから始めました」

【マディソンブルー】ディレクター兼デザイナーの中山まりこさん

出典:マディソンブルー

中山さんが10代の頃に買い、30〜40年所有し続けているマイヴィンテージのような私物の古着を参考に、現代的なシルエットに落とし込んだコラボレーションのテーマは「NEW VINTAGE(ニューヴィンテージ)」に。

コラボアイテムの生地は表⾯をなめらかにする整理加⼯をしていない⽣機(きばた)を使⽤。それによって生じる⾃然な縮みや斜⾏が大きな特徴となっています。

「私が大切にしているデニムって整理加工されていない時代のもの。生機と呼ばれる斜行した加工前の生地が好きで。⽣地は⽇本最古の紡績メーカーに依頼して、100年以上前に存在していたデニムを再現しています」

ジャケットは5サイズ、パンツは6サイズ、シャツは4サイズ展開。サイズレンジが広いのにも理由があります。

「学生時代、放課後は古着屋に行くのが日課で、そこで自分のサイズじゃないものを着るのもおもしろかったんですよね。すごくウエストが大きいのに丈の短いパンツがあったりして、どんな体型の人が着てたんだろうって想像しながら、ウエストを絞ってはいてみたりして。当時のそれを再現してみたくて、サイズレンジも広めにしています。自分のサイズにこだわらず、大きめを選んでもらってもいいですし」

中山さんが10代の頃から大切にしているモデルを参考にしたGジャン

「AGGY Jean Jacket」¥102,300 ※00、01、02、03、04の5サイズ展開

出典:マディソンブルー

「Gジャンは10代の頃から私に欠かせないアイテム。古着屋で買い、さらに自分で洗って加工した私物のGジャンをイメージしています」

ボーイズサイズを参考にしたコンパクトな作りながら、袖を背幅から⼤きめに取っているため腕が動かしやすいパターンに。袖のロールアップもしやすく、簡単に抜け感の出る1着です。

【マディソンブルー】で⼈気のテーパードパンツをユーズド感あるデニムに反映

「AGGY Denim Pants」¥92,400 ※00、01、02、03、04、05の6サイズ展開

出典:マディソンブルー

【マディソンブルー】で⼈気のテーパードパンツをベースに制作し、現代的ではきやすいシルエットに。

「私のヴィンテージコレクションからボーイズサイズのパンツをチョイスし、ディテールを参考にして作成しました。色落ちやダメージもごく自然に。セルビッチ仕様の⽿は1880年代のシャトル機で織り上がった⽩のイメージで。生機を使用することで、自然に斜行した脇線が特徴です」

さらっと羽織るだけでこなれ感が出る、着古した味のあるウエスタンシャツ

「AGGY Western Shirt」¥78,100 ※00、01、02、03の4サイズ展開

出典:マディソンブルー

ウエスタンシャツは整理加⼯を施し、⾃然なムラ感のある⽣地を使⽤。表⾯に凹凸が出て緻密なヴィンテージ感を、着古したシャツのダレ感や汚れも加⼯で忠実に再現し、ニュアンスのある仕上がりを実現しています。

「チェーンステッチのブランドのアイコンB刺しゅうは、綿⽷で刺しゅうしているので経年変化も楽しめます。オーバーサイズなので、⽻織りとしても着てほしいですね」

中山さんのインスピレーションを本澤氏の持つ最新最強技術、そして工場や加工職人といった生産背景等を集結して実現した、スペシャルなコラボレーション。長く愛せるアイテムばかりなので、ぜひチェックを。

※価格はすべて税込みです

Photograph:川本史織
Senior Writer:津島千佳