ニューバランスの2002RとBB550
ひとつめにご紹介したいのは、ニューバランスの2002Rシリーズから発売されたゴアテックス素材のスニーカー(写真左)です。ゴアテックスとは透湿性と防水性に優れ、登山用品によく使われる素材。蒸れにくく雨に強いから、スニーカーにもぴったりです。雪が多い地域にお住まいの方にもおすすめ!
2002Rシリーズは、2010年に発売されたアメリカ製「2002」の甲デザインと、反発性に優れたN-ERGY(エナジー)と衝撃吸収に優れたABZORB(アブゾーブ)からできた高性能ソールを組み合わせて、2020年にアジア製モデルとして復刻されました。つまり、いいとこどりのスニーカーってこと。ニューバランスの中でも「最も日本人の足に合う」と言われるこのソールは、街履きからランニングまで対応が可能。さらに、ゴアテックス素材は天候にも左右されないため、圧倒的な人気を誇ります。これまでもゴアテックス素材の2002Rは出ていたのですが、ファン待望のホワイトが昨年発売になりました。男性が履いても可愛いので、カップルでお揃いにしても◎。
もうひとつニューバランスからおすすめしたいのが、1989年に誕生した競技者向けバスケットボールシューズを元に作られた「550」シリーズ(写真右)。クラシカルな甲デザインとぽってりとしたソールのボリューム、ぷくっとしたNロゴが特徴です。
ヘイリー・ビーバーなどセレブリティが履いたことで人気に火が付きました。厚手のソックスをくしゅっとさせた足元コーデがおすすめ。550シリーズはキッズサイズから展開があるので、親子でお揃いにしても可愛いです!
コンバース「ALL STAR Ⓡ LIFTED HI」
コンバースからはこの冬、ハイカットのオールスターをそのまま厚底にしたような新作「ALL STAR Ⓡ LIFTED HI」が発売になりました。コーディネートの合わせやすさはそのまま、脚長効果のある5cmソールが嬉しい。このくらいのボリュームなら、子供っぽくなりすぎず大人にも履きやすいと思います。
「ALL STAR Ⓡ LIFTED HI」のライニングには消臭・抗菌加工を施したリサイクルコットンのキャンバス地を採用。軽量性、クッション性、通気性に優れたリサイクルPUフォームと、かかとを包み込むE.V.A.ヒールカップを組み合わせた高機能カップインソール「REACT2.0」を使用。見た目は少し重そうに見えるかもしれませんが、ソールの一部にウレタンフォームを使用し軽量化しています。オールスターは今や街履きの定番ですが、元々は1917年にバスケットボール専用シューズとして誕生しました。長い歴史の中で、使用する素材や履き心地は常にアップデートされています。
アディダスの「SAMBA」
最後はアディダスです。アディダスというと長年スタンススミスやスーパースターが定番の座に君臨してきました。今回ご紹介するのが昨年爆発的人気となり新定番の座を奪った「SAMBA」です。そのクラシカルな見た目から、GUCCIとのコラボレーションに採用されたのがきっかけといわれています。薄いソールが「エモい」んです。
1950年に「SAMBA」は冬季用のサッカーシューズとして作られました。凍った芝の上ではスパイクが滑りやすかったため、ゴム製のソールが採用されたようです。このシューズを履いて、凍ったピッチで踊るように動き回る選手を見て「SAMBA」というあだ名がついたという説も。スパイクがない結果、街履きが可能になり、広く愛されるモデルとなりました。カラーバリエーションが豊富なのも人気の理由。ぜひ好みの一足を見つけてください!
素敵な場所に連れて行ってくれる
ということで、買っちゃいました!イタリアには「素敵な靴は素敵な場所に連れて行ってくれる」ということわざがあるそうです。素敵な靴を買うと履いて出かけたくなるから、素敵な出会いが生まれる可能性も増えるという意味だそうです。2024年はこれを履いて、見たことのない景色を見られたらいいなと思っています。
※全て税込価格
*協力/ニューバランスジャパン
*協力/コンバースインフォメーションセンター
*協力/atmos pink