30年以上ブランドの顔であり続けるメッセンジャーバッグ「MP1605」
バッグと言えば、アウトドア用のバッグパックかハンドバッグ、レザーのブリーフケースくらしかなかった1970年代のニューヨーク。1人でも多くのニューヨーカーに高品質のバッグを届けたいとの思いから、1983年に誕生したのが【マンハッタンポーテージ】です。ブランド誕生当初から、ストリートを行き交う人をヒントにしたバッグを生み出し、ニューヨークのバイク・メッセンジャーやイーストビレッジのDJを中心に人気を博します。
その人気が国境を越えたのは1990年代。その頃に生まれたのが、いまやメッセンジャーバッグのアイコン的存在となった「MP1605」です。
強力な面ファスナーで開閉する間口の広い開閉口で荷物が出し入れしやすく、ジッパー付き内ポケットにより荷物が落ちるなどの心配のない構造を備えた機能性の高さ。ベストセラーとなったのは、それ以外にもいくつかの理由があります。そこには【マンハッタンポーテージ】のDNAである“耐久性”“汎用性”“順応性”の3つを備えていたからこそ。
まずは“耐久性”のある素材へのこだわり。入手できる最高級のナイロンであるコーデュラの1000デニール・ナイロンを採用。部材にもYKKの特注ジッパーをはじめバックルや裏地、ショルダーストラップ、キーリングなど、高品質なものを用いています。さらに熟練の職人により、負荷のかかる部分は三重に縫製されるなどして耐久性を高めています。
続いて“汎用性”。実用性と当時のトレンドやライフスタイルを融合させたデザインは、デビューから40年経過した今も古びず、流行に左右されない強さがあります。また今では一般的になってきたジェンダーレスなデザインを、90年代当時からいち早く提案。多様性のあるファッション・アクセサリーである部分も、今再び脚光を浴びている要因でしょう。
さらに豊富なサイズ展開を揃えていることで、様々なシーンにフィットする“順応性”があります。
現在の「MP1605」は90年代より、ここがアップデートされている
「MP1605」が約30年に渡ってベストセラーであり続ける理由は、ニーズに合わせてアップデートが細やかになされていることも大きいでしょう。
デザイン面での違いは、【マンハッタンポーテージ】の象徴とも言えるレッドラベルに記載された内容。旧モデルで記載されていた「MADE IN」「MANHATTAN PORTAGE LTD」が「MADE IN」と「LTD」が消えて「MANHATTAN PORTAGE」のみのシンプルな表示に。
またコーデュラの1000デニール・ナイロンは変わらないものの、ショルダーストラップは90年代のものよりも丈夫になっています。
多彩なメッセンジャーバッグ、シンプルなバックパック。どれも長く相棒にしたい!
ブランド誕生時からの理念である「a bag for everyone(すべての人のためのバッグ)」を大切にし、現在も多種多様なライフスタイルに対応する製品をラインナップ。
必要なアイテムがすべて収納できる大きさながら、女性も持ちやすい絶妙なサイズ感の定番メッセンジャーバッグ。強力な面ファスナーによる開閉やジッパー付き内ポケットは、他のメッセンジャーバッグと同様です。
堅牢なデザインに加え、イエロータグにも注目。これは防水性に優れ、雨に強いプロフェッショナルラインを証明するもので、内側に防水性のある生地を採用して耐久性も高めています。バックルを開けるとフラップには2つのファスナーポケット、内部には小物を収納できる内ポケットが付いています。さらに小さなポケットには2つのキーリングも付き、機能の高さも魅力です。
A4サイズが収納でき、日常使いしやすいシンプルなバックパックは、すっきりとしたスリムなフォルムでスタイリングを選ばないのが◎。表と内側に一つずつのポケットを備え、肩に当たる部分にはパッドが入り、滑り止め加工もされています。
シンプルなデザインを貫き、時代の声に合わせて機能性をアップデートしていく【マンハッタンポーテージ】のバッグ。ジェンダーを問わず、スタイリングしやすいバッグを探しているならぜひチェックを。
※価格はすべて税込みです