1点ものスカートの色とリンクさせた合わせアイテムでバランスよく!
ヨーロッパから仕入れたエコバッグを解体し、パッチワークした1点もののスカートがコーディネートの主役。スカートを主張させるため、コーディネートはシンプルにまとめています。
「トップスはボーダーですが、ボーダーは無地感覚で着られるので私の中では無地扱いで(笑)。ただボーダーの青もバッグの赤も、スカートから拾った色。リンクさせることで散漫な印象にならないようにしています」
耐久性に優れたキャンバスバッグは、ビビッドな赤がキャッチー
小笠原さんの同僚が使っている【テンベア】の「BHトートバッグ」が可愛くて【フリーダ】で別注したのがこちら。
「パソコンが入るサイズがよくて、廃番になっていたこちらを復刻別注しました。植木鉢入れやランドリーバッグになるほど、耐久性に優れたキャンバスなのに、肩掛けすると体にしっかり添います。長く使って色落ちを楽しみたいですね」
15年愛用し、後輩にも勧めまくっているスケジュール帳は「クオバディス エグゼクティブノート」
エスニックテイストと赤いアイテムが多い小笠原さん。愛用の「クオバディス エグゼクティブノート」は去年も今年も赤です。
「年が変わってもしばらくは去年のスケジュール帳も必須で、2冊持ち歩いています。先輩に勧められて以来、2007年からスケジュール帳は『クオバディス エグゼクティブノート』。1時間単位で細かくスケジュール管理できるし、右ページはノートになっているのでアイデアなどをメモしています。あまりに使いやすいので、後輩のプレスにも勧めまくっています(笑)」
エネルギッシュな小笠原さんらしく、好きな色は赤!
バッグもそうであるように、赤が好きな小笠原さん。バッグの中も大切なアイテムは大抵赤です。【クオバディス】のスケジュール帳は去年も今年も赤ですが、カバーの質感は毎年変えているそう。
「特にこっくりした赤が好き。『ヨセミテストラップ』は赤がなかったので、黒と緑のラインを入れて【フリーダ】らしくメキシコをイメージした色合いで別注しました。名刺入れも15年ほど【ホワイトハウスコックス】の赤。革で経年変化も楽しめるので、3回買い替えています」
バッグの中に入れっぱなしにしても負担にならない【モンベル】の超軽量折りたたみ傘
キャンプ好きの友人に勧められた【モンベル】の折りたたみ傘は、かなり軽いのが特徴。
「急な雨でビニール傘を買うのって、すごい無駄をしている気がして。この折りたたみ傘は、バッグの中に入れっぱなしにしても問題ないくらい軽いです」
フリーダ・カーロをブランドアイコンにしたブランドのディレクターをしているせいか、フリーダをモチーフにしたグッズをよくいただくそう。
「これは海外のお土産で、チープなプリントが気に入っています(笑)」
資料、小説とバッグの中に本は欠かせません!
スマホを持つと、ついついSNSを見てしまうとのことで、電子書籍ではなく紙の本派。
「これ以上充電するガジェットを増やしたくない、という理由もありますが(笑)。民族衣装の本は企画の参考に、『モモ』は懐かしさから手に取りました。日本人作家ばかり読んでいるので、たまには海外作家も、と読み始めたのはサガン」
※価格はすべて税込みです
※金額の記載がないアイテムは本人の私物です
Photograph:細谷悠美
Senior Writer:津島千佳