ネットの世界がリアルに!買わないけど、楽しいショールーム
11月に原宿キャットストリートにオープンした「購入できない」ショールーム。こちらは、ECサイトで購入前に試着したい、実際に手に取って実物を見たいという人たちのために作れらた、“ショーケース”。お店でその場の購入はできませんが、商品タグについているQRコードを読み取れば、すぐにネットの商品ページに飛ぶので、試着して気に入ったらそのままネットショッピングで買えるというわけ。「実物を試着してから買い物したい」という人にはピッタリかも。
ショールームの見所は、なんといっても「映えすぎる試着室」や店内の各所に散らばる「フォトスペース」。
試着室は3種類あり、それぞれテイストが違うのでお好みのものを選べます。カーテンを閉めて鏡越しに写真を撮ることができるようになっています。かなりこだわりを感じるポイントですので、訪れた際はぜひチェックを。
そのほかにも、写真を撮れるスポットが多いので、お買い物ついでに友人や恋人とSNS用に撮影すると楽しいかも。
撮影した写真をSNSにアップしてハッシュタグをつけると、SHEINの人気アイテムやギフトカードがもれなく当たる「SHEINガチャ」を回せます。お見逃しなく。
大人に似合う「高見えアイテム」は?
そしてSHEINの原宿ショールームストアで見つけた、この秋冬ぜひチェックして欲しいアイテムをご紹介します。
フックでウエストを調整!「バズりデニム」
SNSでバズっていたので、ご存知の方も多いかも。ウエスト部分のフックでサイズを調整できるデニムはぜひ試着してみて欲しい1着。
筆者の友人は、このパンツの大きめサイズを買って妊娠中から産後まで愛用していました。ダボッとしたサイズ感のバギーデニムに、かっちりしたテーラードジャケットを合わせると今季らしくて◎
プレイフルな「ミニバッグ」or しっかり見え「上品バッグ」
おもちゃのようなキュートなミニバッグは、はずしアイテムとして大人コーデにも使えそうです。アクセサリー感覚でトライしてみて!
こちらの上品な印象のバッグも高見え感があります。大きめサイズのフェイクレザーバッグは、少々粗が気になるので、大人世代はミニサイズが正解かも。お気に入りのスカーフをつければ、よりエレガントな印象に。
【番外編】ペット用ウエアも
ショールームにはペット用のウエアも並んでいました。価格はワンコイン以下のものが多いので、ついつい大量買いしてしまいそう。愛犬・愛猫にいかがでしょう。
SHEINで30代が買うべきは?
筆者も現在30代。プチプラからちょっといい服、自分への投資で買ったアイテムなど、さまざまな「ショッピング体験」をしてきました。ブランドが発信しているメッセージはそれぞれで、高いものが必ずしも正解なわけでもなく、安いものが絶対に悪いというわけでもないことも分かってきました。
そんな経験を踏まえつつSHEINを取材して感じたのは、そのコスパの使い道。
今すぐ、「気軽に1シーズンのトレンドのアイテムを着たい」という時には心強いブランドです。ただ、長く使うアイテムが欲しい、自分のテンションが上がるようなファッションアイテムが欲しいと考えたとしたら、30代女性の視点ではSHEINには、ちょっと作りや素材のライトさが、気になることは事実。そこは“使い分けのセンス”が求められるところかも。
また現在、グローバルブランドに求められるのは、値ごろさやデザインだけでなく、人権や環境とブランドビジネスを両立させる、SDGsな姿勢。その点でSHEINにはまだまだ期待したい面があるのも事実。
この分野での取り組みがもっと進めば、より大人にオススメしたいブランドになるかもしれません。
何を着るかは、どんな人になるか。
「たかが服」ですが、どんな服を買うか、何を着るかを選ぶことは、特別に意識していなかったとしてもそのブランドに共感し、支持していくことだと思います。
大人女性の目で、SHEINその実力と取り入れ方を一度チェックしてみては。