原材料はサボテン!? 「MEXICO 66™️ CACTFUL™️」
今や世界中のファッショニスタが愛用する日本発ブランド【Onitsuka Tiger】が今回発表したのは、新シューズコレクション「MEXICO 66™️ CACTFUL™️」。こちらの注目ポイントはなんといっても原材料。メキシコ産のサボテンが原材料の20%以上を占めている「サボテン由来のシューズ」なんです!
実はSDGs改革の進むファッション業界では、H&Mやエルメスなど有名ブランドが植物性由来のヴィーガンレザーを使った新作を発表している状況。昨年から大々的な展開が始まっており、これからもっとサステナブル素材が身近なトレンドになっていくでしょう。
世界からも注目される「サボテンレザー」
そんな中、オニツカタイガーがメキシコ産のサボテンに注目したのは、その歴史的なストーリーが理由。1966年に発表した定番の「メキシコライン」は、ブランドの“アイコン”ともいえるオニツカタイガーストライプとなり、今日では「MEXICO 66」というモデルになって長く愛されているスニーカー。そんな「メキシコ」という名前。メキシコと言えば、サボテン。サボテンと言えばいま注目を集めるサステナブルマテリアル。そんな発想で、今回の全く新しいシューズコレクションに至ったのだとか。
サボテンを使用すると、スニーカー作りの際の二酸化炭素排出量を約80%も減らすことが可能ということです。さらに残った素材は食用としても活用することができるので、「ファッショナブルかつ環境に優しい商品をマーケットに届ける」というプロダクトのビジョンを体現しています。
リアルレザーでは表現できないカラー
サボテン素材は環境に優しいだけではなく、見た目に美しいデザイン性も生み出しています。今回のコレクションではホワイト・イエロー・ブルー・パープル・グリーンの5色を展開。共通する柔らかなパステルカラーの鮮やかな発色はサボテン由来素材だからこそ表現できたそう。アニマルレザーでなめすのは難しいくらいの瑞々しい色彩のスニーカーになっています。
イベントには「TWICE」モモも登場!
さらに新商品を発表したメキシコ大使館でのイベントでは、ブランドアンバサダーであるTWICEのモモも登場。サボテンレザーにちなんで「サボテンネイル」とともにメキシコにちなんだインタビューが行われました。メキシコのファンが他の国と比べて情熱的だったことが思い出に残っているそうで、今度は「MEXICO 66™️ CACTFUL™️」を履いて旅行として訪れたいと語りました。
※すべての商品情報・画像はオニツカタイガー出典です。
※記事内の情報は執筆時のものになります。価格変更や、販売終了の可能性もございます。最新の商品情報は各お店・ブランドなどにご確認くださいませ。
writer:asaka