耳鼻咽喉科医に聞いた、衣服による花粉症対策
エディター沖島が懇意にしているかかりつけの耳鼻咽喉科先生(※)いわく「花粉が体につきにくくくなるように身につけるものを工夫すれば、症状はだいぶ軽減されます」とのこと。“花粉を吸い込まない・(自分の移動先に)持ち込まない”の2点を徹底する、装いの工夫が有効なのだそうな。
☑️ BFE・花粉カット機能つきマスク(別の感染症対策のためにも大前提)
☑️ つるつるサラサラした衣服(花粉をキャッチして衣服上に留めがちな凹凸系のコートやニットは避ける)
☑️ メガネまたはサングラス(目への花粉侵入をガード)
☑️ フルトリムハット(髪への花粉付着をガード。タイトなまとめ髪の上からかぶるとなお可)
とくに重要なのがアウター。衣服内に花粉を侵入させにくい生地やディテールで、花粉が付着してもパパッと払える防花粉機能つきスプリングコートが人気ブランドから多数リリースされているので、おすすめ新作をチェックしてみました。
「アズール バイ マウジー」でひと目ぼれした、防花粉機能つきトレンチコート
「アズール バイ マウジー(AZUL BY MOUSSY)」のスタンドカラートレンチコート(¥11,000)に使用されているツイル素材には、防花粉・撥水加工が施されており、花粉だけでなく軽い雨も防ぐことができます。ラグランスリーブで抜け感とゆとりのあるデザインなので、インナーに厚手のトップスを着込んでもきゅうくつ感があまりなく快適◎。花粉飛散量の多い日は、このコートに『GU』のバケットハット・『ジンズ(JINS)』の花粉・飛沫対策フードつきメガネ「JINS PROTECT PRO」・不織布マスクの4点セットを着用して外出しています。
ほどよくハリ感と光沢感のある素材で、¥11,000というお手頃プライスには見えない高級感すら漂うトレンチコート。スタンドカラーや調節可能な袖口のベルトなど、衣服内に花粉を侵入させないディテールが頼もしい! タックをあしらったバックスタイルもスマートな印象で、オンオフ問わず羽織れるアウターです。
自転車に乗る日は、マウンテンパーカタイプの防花粉アウターを!
自転車に乗る日にぴったりなショート丈でフードつきの防花粉コートを『ロペピクニック(ROPÉ PICNIC)』で発見。コットンベースの生地には、花粉がつきにくくパパッと落としやすい花粉ガード加工と、雨や水を弾く撥水加工がダブルで施されています。身ごろにゆとりのあるドルマンスリーブデザインなので、スポーティすぎず、大人っぽく着こなせるのも◎。
足さばきをよくしたいときは、裾のファスナーを開いてスリットを入れます。フロントのファスナーはカバーつきで、首元の素肌に金属が直接触れない工夫が。スナップボタンで袖口の調整が可能です。背中はベンチレーション仕様でムレにくく、通気性にも配慮。
以上、エディターおすすめの防花粉機能つきスプリングコートをご紹介しました。外出時の服装やアイテム選びを工夫して、つらーーーい花粉症シーズンをともに乗り切りましょう。
※木島太郎先生(木島内科小児科耳鼻咽喉科医院 院長)にアドバイスをいただきました。 ※掲載内容には私物および個人の見解が含まれます。また、価格・入荷予定・在庫状況を含むすべての商品情報は2022年2月28日時点でのもので、店頭や公式オンラインストアでは予告なく変更になる場合があります。
Senior Writer:Asami Okishima