国産デニムの8割を生産する備中・備後地域は、インディゴ染色から織布、縫製、加工など 70社を超えるデニム関連事業社が集結する一大産地。デニムの加工技術のレベルも高く、世界的な高級メゾンブランドのデニム製品も数多く手掛けているそう。
また、CO2排出削減可能なインディゴ染色や、再生繊維・オーガニックコットンの採用、化学薬品や水使用が低減できるレーザー加工・オゾン加工・低温バイオ加工等、サステナブルなデニム作りを通して社会に貢献することをテーマに掲げ、2019年に始動。生産背景における環境負荷が高いとされるデニムのイメージを変えるブランドです。
国内外の16ブランドとコラボ!
GINZA SIX4階にオープンするショップでは、「CINOH(チノ)」「MUVEIL(ミュベール)」「08sircus(08サーカス)」など、国内外から参画する人気の16ブランドとコラボした新たなデニムコレクションが登場します。その一部をご紹介しますね。
人気ブランド「チノ」が作るのは、サイドの切り替えディテールを施したデニムパンツとスカート。縦のラインですっきりとした雰囲気を残しつつ、上品で抜け感のあるシルエットに仕上げています。
オーガニックコットンを使用したデニムを使用し、バックにプリーツをあしらった大胆なデザインが目を引くデニムジャケット。デニムに永久プリーツをかけられる技術を持った工場は、日本でもひとつしかないそう。中に着るものを選ばないドロップショルダーで、羽織るだけで装いがグレードアップする1着です。
ユニセックスで着用できるオーバーサイズシャツ。袖にはホールディテールが入っており、腕を通して着ると、ニュアンスのある着こなしに。後ろ身頃はスナップボタンで開閉できる仕様になっていて、着方によってさまざまな表情を見せるモード感高めなデザインです。
カイハラのハイパワーストレッチデニムを使用したレッドカード別注生地で作られたデニムパンツ。前から見るとストレートに、横から見えると後ろ側が少し広がる絶妙なフレアシルエットがポイント。さらに、ニュアンスのあるグレー加工でこなれた表情に仕上げました。ストレッチ性が高くてはきやすく、脚長効果も◎です。
立体感のあるフラワーレースや、ミュベールのアイコンでもあるパールをあしらったミニトート。しっかりとマチもあり、収納力も抜群。見た目も可愛く使い勝手の良いバッグは、ファンならずとも手に入れたい逸品です。
レースや刺しゅうなど繊細な素材使いを得意とするLOKITHO(ロキト)らしい、コード刺しゅうをデニムに落とし込んでデザインされたドレス。生地感やシルエット、ディテールなど細部までこだわり、カジュアルなデニムがエレガントに昇華された1着です。
トレーサビリティにも注力
デニムの可能性を広げながら、地球環境にも優しく、クリエイティブなものづくりに取り組むジャパン デニム。来月オープンする直営店もとても楽しみです!
<詳細>
OPEN:3月5日(土)~
住所:東京都中央区銀座6-19-1 GINZA SIX 4階
Senior Writer:Kyoko Dehara