ファッションの世界でも持続可能な取り組みが求められる昨今、百貨店やメーカー、ファッションブランドなど、さまざまな業種がボーダーレスにつながって行われる注目のプロジェクトがスタートします。その名も『デニム de ミライ ~ DENIM PROJECT ~ 』。伊勢丹新宿店をメインに、阪急うめだ本店、岩田屋本店など小売6社がタッグを組み、国内外約50のブランドやクリエイターが参加。業界の垣根を越えてコラボレートする、これまでにないプロジェクトです。
プロジェクトの発端は、アイロンプレスや洗い作業を専門とするヤマサワプレスの社長が、ダメージや汚れがひどく、引き取り手がなかった約20トンの「リーバイス® 501®」のユーズドデニムに出逢ったこと。ヤマサワプレスで1本1本手作業で丁寧に洗濯したユーズドデニムを、三越伊勢丹のバイヤーが中心となり、さまざまなブランドやクリエイターを繋ぎ、コラボレーションを通じて、新たなアイテムに蘇らせるアップサイクルプロジェクトです。
国内外の約50のブランドやクリエイターによって新たに生み出されるのは、洋服やバッグ、シューズのほか、家具やアートまで、多種多様なカテゴリー・計150型以上のアイテムが展開予定!またユーズドデニムを使用しているため、どれも1点モノというところも魅力です。デザインは同じでも、色味などは微妙に異なるのがヴィンテージの醍醐味。それぞれの世界観にどうユーズドデニムを取り入れているのか、見ているだけでもワクワクすること間違いなしです。
ここからは、気になるコラボアイテムの一部をいち早くご紹介します!
こちら3月23日(水)より伊勢丹新宿店、伊勢丹新宿店、阪急うめだ本店、岩田屋本店、st company(群馬県桐生市)、MIDWEST NAGOYA(愛知県名古屋市)、GEA(山形県寒河江市)にて開催予定。(※店舗により展開型数、取り扱いブランドは異なります)
ファッションを楽しむ気持ちを忘れず、次世代へつないでいくための取り組み。業界全体としても大きな一歩となるビッグプロジェクトに期待が高まります!
Senior Writer:Kyoko Dehara