ブランドディレクター・秋山美香さんが『クレスターレ』を立ち上げた理由
エディター沖島が“金属アレルギー”というワードを意識し出したのが2014年のこと。当時チーフエディターを務めていたメディアのアシスタントさん(20代女性)に、某プチプラブランドのアクセサリーを身につけてのセルフ撮影を依頼したあと、彼女の肌がとても荒れてしまい、「大変なことをした!」と謝罪と後悔の雨あられに見舞われた、申し訳なさすぎる苦い経験があるためです。以降、ジュエリーやアクセサリーを身につけていただくモデルさんには必ず「金属アレルギーではないですか?」と聞く習慣がつきました。同時に「あらゆる方に気兼ねなく身につけていただけるジュエリーブランドはないものか」とリサーチを重ねる日々......そして出合ったのが『クレスターレ』です。
ブランドディレクターをつとめる秋山美香さん自身、金属アレルギーに悩まされ、身につけられるジュエリーやアクセサリーの選択肢が極端に少ないことから『クレスターレ』を立ち上げたそう。金属アレルギーの方は、18Kゴールドやプラチナなど純度の高いジュエリーを選ぶと肌荒れのリスクが低くなりますが、非常に高額なうえ、デザインも限られてしまいます。『クレスターレ』は、水に強く、錆(さび)や変色・アレルギー反応が起きにくいうえ、耐久性に優れていて医療用機器にも用いられる“サージカルステンレス”を用い、国内工場で生産されたジュエリーを展開。
ブランド名の『クレスターレ(Crestare)』は、ラテン語の“Crescere(成長)”と、“Mutare(変化する)”を組み合わせた造語。“憧れに身をまとい、あなたらしさの解放へ”をコンセプトに掲げ、リング・ネックレス・ピアスやイヤカフなど、性別や年齢を問わずリーズナブルなプライスで楽しめる、モダンなデザインのジュエリーをラインナップしています。
毎日を彩るスタメンにしたい『クレスターレ』の定番ジュエリー
『クレスターレ』初の展示会でお披露目されたジュエリーの中から、エディター沖島がひと目惚れしたアイテムをご紹介。
ひと目ぼれ①:ピアス
耳に穴を開けて身につけるピアスは、金属アレルギーによる肌トラブルが最も現れやすいパーツのジュリーのひとつ。『クレスターレ』のピアスはポストやキャッチに至るまですべてがサージカルステンレス製なので、安心してピアスホールに通すことができます。小ぶりサイズで男女ともにつけやすいのも◎。イヤカフも豊富なのでぜひ合わせてチェックしてみて。
ひと目ぼれ②:コインネックレス
ヴィンテージ風のデザインで大人気のコインネックレスも、金属アレルギーを気にすることなく楽しめます! 肖像画風モチーフの「Olim」や、幸せを運ぶとされている愛の象徴・ハチドリが描かれたチャーム「Colubris」のほか、A・C・H・K・M・N・R・S・T・Yのイニシャルモチーフネックレス「Memini (gold・silver)」(各¥13,200)もありますよ。
ひと目ぼれ②:リング
感染対策のためのこまめな手洗いや消毒を繰り返しているうちに、うっかり変色してしまいそうで油断ならない普段づかいのリングも、サージカルステンレス製なら気兼ねなくつけられそうです。シンプルながらゴリッと存在感あふれるデザインが魅力的なモチーフリングの数々は、1本でも重ねづけしても◎。カップルで、または大切な人との“シェアジュエリー”にいかがですか?
ラボグロウンダイヤモンドをあしらったホリデーコレクションも見逃せない!
また、ラボグロウンダイヤモンドを採用したホリデーコレクション「Lumen Lunae」もお見逃しなく。ブランドのシンボルでもある三日月からインスピレーションを受け、月光(Lumen Lunae)に導かれて輝く、身につける人それぞれの美しさをイメージしたそう。ラボグロウンダイヤモンドは、生成プロセスこそ人工的ですが、天然ダイヤモンドとまったく同じ成分と特徴を持った次世代ジュエリーの代表格。過酷な労働環境での人の手による採掘をせずに、工房(ラボ)で安定的に生成(グロウ)できるため、地球環境にも人間社会にもフレンドリーで、価格もぐっとお手頃。敏感な肌をいたわりながらリーズナブルに楽しめるエシカルなダイヤモンドジュエリーです。
以上、エディター沖島の注目ジュエリーブランド『クレスターレ』をご紹介しました。2021年12月末現在は公式オンラインストアのみでの販売ですが、2022年以降は実物に触れられるポップアップストアの展開などに期待したいところです♡
※掲載されているのは2021年12月27日時点での情報です。価格や在庫状況を含む最新の情報はブランド公式オンラインストアでご確認ください。
Senior Writer:Asami Okishima