「エーランド」は、韓国のデザイナーズブランドやコスメなどを展開する韓国発のライフスタイル型セレクトショップ。ソウル市を中心に韓国で9店を展開し、日本人にもファンが多いブランド。そんなエーランドですが、実は日本を代表するファッション企業のアダストリアが日本に紹介しました。アダストリアと言えば、【niko and ...】や【LOWRYS FARM】など日本の有名ブランドを手掛けており、昨年10月、東京・渋谷にエーランドの日本1号店となるALAND TOKYOをオープンしました。
韓国では、女性も普通にメンズ服を買っていて、ユニセックスでファッションを楽しむ。こんな光景を日本でも当たり前にしたいなと思って。日本の新しいトレンドをアダストリアで作れたら」とアダストリアの樋口和之エーランド営業部長。そんな思いで、日本にエーランドを上陸させました。
日本でのエーランドは、アダストリアとのパートナーシップで、商品はすべて韓国のエーランド本体からの輸入品。お店の空間も韓国人デザイナーを起用していてソウルと変わらない雰囲気を徹底しています。
それでいて商品は、日本人の体形やトレンドを考えながら、日本に合うものを決めて品揃え。ポイントは、「韓国ファッションは攻めたデザインが多いけれど、日本人にもなじむように、ちょっとベーシックなデザインを多くするのがこだわりです」とか。
現在日本での取り扱いは、商品の約40%がユニセックスアイテムで20%はメンズアイテム。そしてファンの半分以上は20代前半でほぼ女性と男性が半分ずつ。「ファッションをユニセックスに楽しんでほしい」というアダストリアの当初の思いにかなり近い結果になっています。
<エーランド 2021年秋のおすすめ商品TOP5>
1:RETRIEVERプルオーバー(VIVA STUDIO)
2:Argyleベスト(CHUCK)
3:GLITTERロゴベルトパーカー(runningHIGH)
4:DOGGY TOYパーカー(MAHAGRID)
5:CURLY FURカーディガン(citybreeze)
日本での2年目となるこれからは、「もっと多くの世代の人、とくに大人も楽しめる韓国ファッションがたくさんあることを伝えるのがテーマです」とのこと。例えば、エーランドのオリジナルブランド「3.3フィールドトリップ」。ベーシックなシャツやジャケットなど、働く大人も着られのでは?と思うデザインがいっぱい。もちろん上陸から1年で一番人気のスウェットシャツは、この秋も一番メインのアイテムだけれど、今季からは新しい大人顔を見せて行くとか。
現在リアル店はALAND TOKYOのみですが、今後は全国主要都市のショッピングモールにも出店していきたいとのこと。
「日本上陸1年を経て、いよいよこの秋からはもっと多くのお客さまへエーランドを広げていきます」。
話題の韓国ファッション。その中に日本人の機微も加わったエーランドは、「韓国ファッションはちょっと」と思っている大人にこそ、見て欲しいブランド。全国でも、これからますます見かけること、耳にすることが増えそうなので、ぜひ覚えておいてください。