シャギーもフラワーもユニセックスで
今回発売するのは、7色展開のニット、フラワープリントのウェットや、シャギー素材シャツアウターなど、ゆったりとしたサイズ感とシンプルな形が際立つモデルたち。そうすることで、あえてどんなジェンダーでも着られるようにデザインされた服たちです。
フラワープリントも、小花柄ではなく、ボディ中央に大きな花を描くことで、男女どちらでも似合うようなグラフィックになっています。シャギー素材のシャツアウターも、あえて仕立てをメンズシャツの作りにすることで、素材の割にフェミニンになり過ぎず、ユニセックスでの着用の可能性が広がったデザイン。トレンドなっている男女兼用のファッションの中でも、男性・女性どちらにも合うバランス感がとりわけ優れている印象で素敵です。
実は、セレクトショップ「ラブレス」では2020年春頃から、レディスのLサイズよりも大きなサイズを求める女性がメンズ商品を買っていて、ゆとりのあるTシャツやパーカーが人気だったそう。
そこで今回のユニセックスシリーズを作ることを決めたそうです。
実際に色選びなどでLGBTQの社員の意見を取り入れて作ったとのことです。店頭では男性女性どちらでも手にとりやすいよう、メンズコーナーとレディスコーナーの中央に男女のトルソーにディスプレイして展開する予定。
作りはメンズなので、ゆったり&しっかり感いっぱい
全体の作りはメンズをベースとしていて、ゆったりとしたサイズ感に。フォルムはシンプルにしつつも、多色展開をはじめ、シャギー素材やモヘヤ素材、フラワープリントなど、女性ものに取り入れることが多かった生地やモチーフを取り入れつつ、男女どちらも楽しめるラインナップなっているのが特徴です。
7色ニット、フラワープリントのスウェットに加えて、シャギーシャツアウター、モヘヤニットカーディガン、モヘヤニットプルオーバーの全5型が揃います。
ラブレスのショップ全7店、公式オンラインストアで9月16日からスウェットが発売。その他の4型は10月7日からの発売です。