コンビニのファミリーマートと、日本を代表するファッションデザイナーの1人が組んだ??--コンビニの下着やTシャツ、靴下といえば、急な泊まりなどで必要になり、「とりあえず」といった感じで買うことが多かったはず。そんな急場しのぎのようなウェアをアップデートさせたのが「ファミリーマート」が展開する【Convenience Wear(コンビニエンス ウェア】。東京デザイナーブランドの人気株【FACETASM】(ファセッタズム)のデザイナー落合宏理が組んだ新レーベルです。コンビニ服を、日本を代表する若手ファッションデザイナーが作る??そんな話題でSNSでもバズり中。ファミマの店頭でも結構品切れの人気です。そんな気になるアイテムたちを、実際に編集部スタッフがいくつか試したので、レポートします。
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【コンビニエンス ウェア】はレディス、メンズ、ユニセックスのTシャツやソックス、エコバッグや今治タオルの生活雑貨で構成されています。レディスアイテムは、スキンタンクトップ、キャミソール、ショーツ、ショートソックス、フットカバーの5つが揃います。今回はスキンタンクトップ、ショーツ、ショートソックスの3つを試しました。

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「ショートソックス」キュートな蛍光色の靴下がコンビニで買えるなんて!

【コンビニエンス ウェア】のレディスアイテムで一番気になったのが、この「ショートソックス」。黒、白、グレー、ダークグレー、ネイビーといったベーシックカラーもありますが、ピンクとライムイエローといった派手色もラインナップされています。

「ショートソックス」のピンクとライムイエロー

どちらもネオンカラーのパキッとした発色。【コンビニエンス ウェア】を共同開発したのは【ファセッタズム】デザイナーの落合宏理さん。シンプルでありながら色でしっかり主張する、デザイナーの矜持を感じさせます。
私だけでしょうか、コーディネートになにか物足りない時、派手な色のソックスを差し色に投入したい、と思うことは。この2色ならアクセントカラーにぴったりですし、なにより思いついたら、近所のファミマですぐ買えるのが◎。
くるぶしが隠れるほどの丈感で、生地もそこまで分厚くないので夏でも履けます。履き口のリブの裏には裏地が張ってあり、かゆくなったり、痕が残ることもありませんでした。

「ショートソックス」各¥429

ただし、1度履いて洗濯をしたら表面に毛玉や毛羽立ちが……。今秋注目されているサンダル×ソックスのコーディネートをする場合は、おろしたてを履くのがいいかもしれません。

「スキンタンクトップ」抜群のフィット感なのに、汗でベタつかない!

汗をかいてもベタつかない機能性素材を使用しているのが「スキンタンクトップ」。こちらは定番の黒と、Tシャツの下に着ても響きにくいベージュの2色を揃えています。

「スキンタンクトップ」の黒

機能性素材のため、伸縮性がめちゃくちゃあり、フィット感も抜群。インナーのもたつきが気になる人はジャストサイズがワンサイズ下げても着られるかもしれません。

「スキンタンクトップ」¥1,089

涼感素材ではないため、涼しさは感じませんが、汗でベタベタになることもなく、薄手のため真夏でも重宝しそう。2度洗濯した限りでは毛玉はできていません。

「ショーツ」伸縮性があってベーシックなデザインで複数枚ほしくなる

オーガニックコットンを使用しているのが「ショーツ ベーシック くろ」。

「ショーツ ベーシック くろ」

100%オーガニックコットンと聞くと、ちょっとがさっとした肌触りを想像しますが、こちらはポリウレタンが少し含まれているので、さらっとしたはき心地。
腰骨がちょうど隠れるくらいのレングスで、伸縮性も問題なし。飾りなどが一切ないプレーンなデザインのため普段使いにぴったり。

「ショーツ ベーシック くろ」¥649

私は効果をいまいち感じませんでしたが、抗菌防臭加工もしてあるので安心感があるかもしれません。

いずれも価格相応のデザインと質感で、使い捨てではなく長く使えそうです。さらに望むならカップ付きのタンクトップやキャミソール、サニタリーショーツがあれば、もっと女性からの注目度は高まりそう。今後も期待したい【コンビニエンス ウェア】、ファミマに行ったら一度チェックしてみてください。

※価格はすべて税込です。