adidasの名品STAN SMITHが変わった!
この夏、一番エコ&サステナブルな新デザインが目立つのは【adidas】(アディダス)。ブランドのシンボル的なモデルのスニーカー「スタンスミス」は、今年からすべての商品をリサイクル素材で作っています。
そんな新生スタンスミスを象徴するのが、ディズニーとコラボしたグリーンのコレクション。リサイクル素材を50%使ったPRIMEGREENアッパーが特徴です。ウォルト・ディズニー・のキャラクター(「マペッツ」のカーミット、マーベルのハルク、「トイ・ストーリー」のレックス、「ピーター・パン」のティンカー・ベル、「モンスターズ・インク」のマイク・ワゾウスキ)にインスパイアされたそれぞれのグリーンのスタンスミスが登場します。
100%リサイクルできるadidas
また100%リサイクル可能な「Ultraboost (ウルトラブースト)」も発売しました。
「Made To Be Remade(メイド・トゥー・ビー・リメイド)」と題したプロジェクト。全4モデルあるシューズは、タンについたQRコードをスキャンすると簡単に返却手続きが出来て、履き古した後も、アディダスが再生素材に利用してくれます。
アッパーにはプラスチック製の漁網をリサイクルした生地を使用。海のごみを減らす取り組みです。見た目は白ベースのシンプルな大人のスニーカーなのも、うれしいところ。¥22,000~¥24,200
オニツカタイガーのサステナコラボ靴
【オニツカタイガー】からは、世界が注目するタイ発サステナブルプロジェクト「ドイトン」とのコラボレーションモデルが登場。サステナブルな取り組みで、タイで人気の「ドイトン」。そのコラボ商品は、ドイトンが現地で生産する手織りファブリックをメインにした「MEXICO 66」「MEXICO 66 PARATY」「SERRANO」の3モデル。糸を紡ぎ、柄が出てくるまで一週間を使う手織りの生地を使います。古き良き手仕事の素材を使うことで、大量廃棄を避け、タイ現地の職人さんにも雇用を生み出すサステナブルなコラボスニーカーになっています。手織り生地の柄も、良いアクセントになってオシャレ靴感が高まっています。
H&Mも、初のサステナスニーカー
実はH&Mもサステナブルなスニーカーをこの夏、出しています。
初となるシューズブランドとのコラボレーションとして、イギリスのシューズブランド「Good News(グッドニュース)」とのコラボコレクションを発表。
70年代風のカラーが印象的なスニーカー7型とサンダル1型はそれぞれが、ソール部分にリサイクルラバーを使用。アッパー部分にはリサイクルコットンや、ワインの製造時に廃棄されるブドウの皮、茎、種などの副産物から作られたヴィーガンレザーのVEGEA(ヴェジェア)(*1) 、バナナの茎から作られた繊維Bananatex®(バナナテックス)(*2)を使用するなど、サステナ感いっぱい。公式オンラインストア限定で、キッズ用スニーカー3型も展開します 。
サステナの代表選手
エコアルフって知ってる?
ヨーロッパ発の人気サステナブランドとして日本にも上陸した【ECOALF(エコアルフ)】。スニーカーが看板のこのブランドからは、海洋ゴミのペットボトルをリサイクルしてつくった「UTOスニーカー」シリーズの新作8型が登場。まず回収された海洋ペットボトルから原料を再び作ります。環境問題になっている海洋ペットボトルを原材料としてリサイクルしてポリエステルに。ポリエステルは、特有の軽さとニット生地にしたことで独特のフィット感が実現しています。無地ベースのニット素材は大人な印象ですが、カラーバリエーションの鮮やかさで、足元でちょっぴり主張してくれるエコスニーカーになのがポイントです。
NIKEとatmosもエコなコラボ!
最後は【NIKE】。スニーカーセレクトショップ【atmos】(アトモス)限定のエコ新作を出します。MOVE TO ZEROというNIKEの取り組みから⽣まれたサスティナブルな⼀⾜でモデル名「SPACE HIPPIE」の⽇本限定カラーです。
アッパーにはリサイクルポリエステル素材、ソールにはZOOM Xを作る際に出た衝撃吸収素材とNIKEのスニーカーを細かく砕いたものが配合されたNIKE GRINDを使っています。無地のシューボックスには輸送⽤としても使える再利⽤素材を使⽤していて、直接伝票を貼り付け発送できる環境配慮のボックス。発売に合わせて、サンプルや不良品などで在庫になった洋服を再利⽤し作成した数量限定のクッションを、atmos公式オンラインでSPACE HIPPIEを買った人先着で配布もしてくれるそう。