アメリカン・キルトでアップサイクル
ケイト・スペード ニューヨークのデザインチームが、アップサイクルをコンセプトに掲げるBEAMS COUTUREの物作りに共感して、スタートした今回の企画。ニューヨーク本社でケイト・スペード デザインチームとBEAMS COUTUREデザイナーの水上路美氏が実際にデザインミーティングをして、コレクションのテーマを作りました。テーマは、アメリカン・キルト。着なくなった服や余った布を切って縫い合わせて作る細かいパターンのパッチワークのことです。ハンドステッチで模様を入れて思い出ごと縫い込み、その後も世代を超えて受け継がれていくのがキルトの文化です。
使われなくなった素材をコラボで再生
そのキルトになぞらえて、ケイト・スペードで人気のプリント柄のデッドストック生地を、BEAMS COUTUREがハンドワークで新たなパッチワーク生地にしました。それを素材にしてドレスやバッグを製作。
同じくケイト・スペードのデッドストックのファブリックに、BEAMS COUTUREがケイト・スペードのモチーフを手刺繍して製作したポーチなどもあります。素材を手仕事で作っているため、一点一点が少しずつ違うスペシャルなデザインになっています。
サステナブルな未来のために
BEAMS COUTUREのデザイナーの水上氏は、「お母さんやおばあちゃんが縫ったキルトや、これまで何人ものクローゼットを渡ってきたヴィンテージの服のように、このコラボレーションコレクションのアイテムもまた、サステナブルな未来へ向けて出発できますように」と話します。
コレクションは4モデル
商品は、全4型。刺繍や和装のテクニックなどの日本のクラフツマンシップが活かされた、世界に一つだけのアイテムとの出会いが楽しめるドレス1型、バッグ2型、ポーチ1型。アップサイクルの思いでつながった2ブランドのコラボカプセルコレクションは、全国のBEAMS JAPAN3店のほか、BEAMS公式オンラインショップ、kate spade new yorkの国内限定ショップ、及び公式オンラインショップ、そして国外にも広がります。kate spade new yorkの米国限定ショップ、及び米国公式オンラインショップにて5月27日より販売スタート予定です。