ポイントは5つ!これ分かる?
今回アクセトレンドを教えてくれたのは、Tシャツ感覚で毎日楽しめるコスパなアクセコレクション【Erin&Emma】(エリン・アンド・エマ)や、ファッション好きのための本格アクセブランド【AZ】(アズ)などを手掛けるファッションアクセサリーディレクターの芦澤貴子さん。自身のブランドのほかにも、洋服ブランドのアクセサリーデザインも手掛けています。そんな業界のカリスマアクセサリーディレクターが提唱する今春のおススメアクセのポイントが5つ。
1:ジェンダーレス&マニッシュ
2:プレーンなチョーカー
3:重ね付けリング
4:ビンテージエスニック
5:パームカフ&イヤーカフ
早速、解説します。
1:ジェンダーレス&マニッシュ
これは今年のアクセサリートレンドの一番大きなポイント。男性でも女性でも、ジェンダーを超えてつけられそうなデザインが世界の多くのブランドから出ています。言い換えると、女性目線では少し大振りでゴツイくらい存在感があるけれど、男性でもつけられるくらいのアクセ。シルバーをベースに、そんなちょっとクールでカッコいいアクセを、たくさんつけちゃうマニッシュコーデがアクセのトレンドになっています。
2:プレーン(Plane)なチョーカー(choker)
チョーカーは昨年から続くアクセのトレンドですが芦澤さんいわく、「丈のあるネックレスよりも、断然チョーカー。この流れは去年よりも強くなっています。特にシルバーをベースにプレーンなチョーカーがおススメ。1のポイントのように、シンプルで大ぶりなプレーンチョーカーをつけて、ちょっとマニッシュな首元を意識してください」とのことです。
3:重ね付けリング
あえて重ね付けすることを前提に作ったリング。これも今年のポイントと言えそうです。重ね付けのために、指の第二関節あたりで止まるようなデザインのリングが様々なブランドから出ています。指の根本にシンプルなリングをひとつ。さらに第二関節や指先にもリングを重ねるスタイルが、トップモデルたちのSNSでもよく登場しています。「いま持っているリングに1点・2点とプラスできるデザインのリングを選んでつけてもらうと一気に今年らしさが出ると思います」とのこと。
4:引き続きイヤーカフ
2つのカフがアクセサリー界の注目の新アイテムです。イヤーカフは、トレンドに敏感な人たちの間では昨年から注目され、ヒットしているアクセ。でもそれが今年は、幅広く多くの人につけられるほど広がりそう。「トレンドとして注目されるだけでなく、普通に売れるし、多くのファッションブランドも“イヤーカフ推そう”と広がっています」と芦澤さん。
5:次はパームカフ
そしてイヤーカフの次は、“パームカフ”です。これは、芦澤さんのようなファッション関係者で広がり始めているものなので、いま取り入れるとトレンド感先取りにできるので注目を。パームカフとは、手の甲につけるバングルのこと(写真)。手の甲を一周するようなデザインのもので、これまで無かったアイテムですね。芦澤さんは最近いつもパームカフをつけていて、「それカワイイ」と言われることも多いそう。NEXTトレンドとして、覚えておいてください。
最後に芦澤さんが番外編として、「これも知っておいて」と話すのは、「アートなデザインのピアス」とのこと。複雑な曲線だったり、ちょっとアンバランスな長さ・形のピアスも、この春夏の注目とのこと。↓の写真のようなアクセを見かけたら、要チェック!
今回、記事の監修をしてくれた芦澤さんの手掛けるブランドが現在、横浜ルミネで期間限定ショップを開催中。フルコレクションが見られる貴重な機会とのことなので、お近くの方は覗いてみては。
【AZ/Erin&Emma 2021年春夏コレクション先行販売会】
【期間】4月1日(木)~4月14日(水)
【場所】横浜ルミネB1コンコース(横浜駅直結)