コーディネートに欠かせない存在となったスニーカー。最近ではダッドスニーカーブームもありましたが、ネクストトレンドとして注目しているのが環境に配慮した素材を使用したエコ系スニーカーです。地球にやさしいと聞くと、素材重視でデザインがイマイチなんて先入観があるかもしれませんが、とんでもない! ファッション性の高いモデルが揃っているのです。要マークな3ブランドの代表的なモデルをピックアップ!

スニーカーのネクストトレンドは「エコ系」がキーワード

【クレイ】クラシックなルックスは毎日履いても飽きない!

ロサンゼルスを拠点に、2001年にデビューしたスニーカーブランド【CLAE(クレイ)】。環境の負担を最小限に抑えた皮革製造業者が製造するフルグレインレザー、海洋プラスチックゴミをアップサイクルしたテキスタイルなど、数多くの新素材によるシューズを幅広く展開しています。得意のクラシックなデザインに加え、快適さにもこだわったアイテムばかり。

ペットボトル生まれの繊維を採用した、大人配色のレトロデザイン

「RUNYON ラニアン」18700円(税込)

アッパーのメッシュ地に、ペットボトルを細かく砕いて溶かしたものを繊維にした新素材を使用。軽量さにもこだわり、スニーカーとしての快適さも実現。デザインはクラシックでありながら、今らしさを加えたエコマインドいっぱいの一足です。

ニットが再生素材!? シンプルで履きまわしやすい優秀モデル

「BRADLEY KNITブラッドリーニット」20900円(税込)

様々なゴミを海から回収し、海洋廃棄物削減を支援している団体「シークォール」が集めた海洋プラスチックを繊維にアップサイクル。それを高品質なニット素材にし、アッパーに仕立てました。タイムレスなデザイン、洗練されたシルエット、コンフォートな履き心地と三拍子揃ったスニーカーです。

【ヴェジャ】フェアトレードで生産者の生活にも配慮

「スニーカーのつくり方は変えられる」という信念のもと、誕生したフランス生まれの【VEJA(ヴェジャ)】。使用されるオーガニック原料やリサイクル素材、天然ゴムは製造の大部分を行うブラジルからフェアトレードを通じて仕入れ、素材の調達から生産・販売まで持続可能なスニーカー作りを続けています。

ネオンカラーが目を引く、着脱しやすいベルクロのレザースニーカー

「3-LOCK LOGO EXTRA-WHITE JAUNE-FLUO」19800円(税込)

着脱しやすいベルクロのスニーカーは、レザーの素材感が大人っぽさを、ネオングリーンのパネルが遊び心をプラス。ライニングにオーガニックコットンとリサイクルペットボトル、アウトソールにはアマゾンから採取した天然ゴムやリサイクルゴムを使用しています。

リピートしたくなる! プレーンなハイカットのキャンバススニーカー

「NOVA HT WHITE PIERRE」15400円(税込)

レトロな雰囲気のあるハイカットスニーカー。アッパーに使用されている100%オーガニックコットンのキャンバスの原料となるコットンは、ブラジルやペルーでフェアトレードの原則に沿ったもの。Vマークはプリント仕様です。

【エコアルフ】海洋プラスティックごみを500トン以上回収! 使うのは再生素材のみ

100%サステナブルを掲げるスペイン発ファッションブランド【ECOALF(エコアルフ)】。ナイロンやコーヒー、ペットボトル、コットン、ウール、タイヤなどの廃棄物を原料にリサイクル素材を開発。それらを用いてスタイリッシュで機能的なコレクションを提案しています。

ソールのロゴがポイント! ブランド定番のベーシックスニーカー

「SANDFORD スニーカー」17600円(税込)

【エコアルフ】スニーカーのベーシックモデルである「SANDFORD」。アッパーは、漁網をベースに再生したリサイクルナイロン素材を使用。防水・はっ水性のある素材のため、多少の雨の時でも履けます。ブランドのメッセージである「Because there is no planet B(第2の地球はないのだから)」をプリントしたソールがキャッチーなアクセントに。クリーンな素材感とシンプルなフォルムで、コーディネートしやすくデイリーユースに最適です。

スタイリングを選ばない、ジェンダーレスなデザインが魅力

「SIA スニーカー」17600円(税込)

海洋プラスチックゴミを回収・分別・再生し、製品としての新たな命を与えるプロジェクト「UPCYCLINGTHE OCEANS」により回収された海洋ペットボトルから再生したポリエステル素材を使用。スタイリッシュなデザインと、軽量で快適な履き心地です。

それぞれ洗練されたデザインであるだけでなく、こんなにも豊富にバリエーションがあるなんて。これらのスニーカーならエコを意識しすぎず、デザイン重視で選べますよね。足元から地球にやさしいスタイル、始めてみませんか?