ロペの大人エレガンス服と、Mizunoのスポーツ感がミックスして「300日着られるコート」が登場しました。ロペの発表会で見て思わず編集部が注目した、この新作コートをリポートします。
300日着られるコート!?
スポーツ×オシャレ=「心地よいエレガンス」
コロナ時代の新トレンドって何だろう?
「心地よいエレガンス」――。今年の秋冬シーズンは、ファッションの世界でそんな言葉をたくさん聞きます。コロナ問題でテレワークや在宅が増えて、「おうちや近所にいても浮かないし、それでいて急なアポでもラフになりすぎない。ちょうど良いファッションって何だろう」。そんなことを多くの人が感じて、「心地よいけど、エレガント(上品)」という言葉が何となく、みんなの頭の中にあるのではないでしょうか。
そんなムードにピタリとはまりそうなのが、今回ご紹介するコラボコートです。ロペと言えばこれまで、冬にはウールのロングコートなど、クラシックなアウターを作ってきたブランドですが、今回はちょっとイメチェン。ナイロン素材のトレンチ・モッズコートをアレンジした形のアウターになっています。お仕事のセットアップにも合いそうだし、ご近所へのカジュアルにも合いそうな、汎用性が◎なデザインです。
雨風は防ぐ!でも湿度は逃がす。しかも保温する??
新作コートの素材には、スポーツブランドのMizunoが、雨や風の激しい日でもスポーツできるようにと使ってきたハイテク素材を載せています。防水・透湿・防風性ある素材「ゴアテックス インフィニアム™ ウィンドストッパー® 素材」と、 保温技術「ブレスサーモ」「リフレクションギア」を搭載した今回のコートです。簡単に言うと、雨風などははじくけれど、コートの内側の湿度は逃がすので、中は蒸れない。でも真冬には保温効果も高いという、アウターに欲しい機能が全部兼ね備わったような服です。この機能で、「真夏以外は300日着られるアウター」というのが、キャッチフレーズ。
そんな高機能な生地だけど、アウトドア服のようにスポーツ感いっぱいな見た目になっていないのが、今回のコラボならでは。Mizunoのハイテク素材を使いながら、ロペのフェミニンさ、エレガントさが程よくミックスした見た目になっているので、“使える”気がします。
キャメルのモデルは、トレンチコートをちょっとカジュアルにアレンジしたようなフォルム。スタンドカラーになっていてカジュアルコーデ映えするけれど、袖のストラップのアクセントが、フェミニンで今年のトレンド感いっぱい。
ブラックの方はモッズコートをAラインを強くして、女性らしい優しい印象に仕上げています。フードは着脱可能、取り外しできるインナーベストが付くので、秋の立ち上がりから真冬まで行けそう。
300日使えたら、コスパ高し!
お値段は5万6000円。それなり価格ですが、平日も休日も、そして真夏以外のオールシーズンで活用できれば結構元が取れるかも。
ニューノーマル時代のコートって何だろう?――そう思っていた時に、「こういうことかも」と思わず感じた1枚でした。気になる方はロペ公式サイトか公式オンラインショップで、300日DAYS COATで検索を。発売は10月1日から。