3つの記事に分けてご紹介してきたフランスの珍味ですが、最終回は日本での知名度がもっとも低いであろう幻の珍味です。
現代では獲ることも食べることも禁じられているこの小さな鳥ですが、無事に数が増えれば食べられるようになるかと言えば、そうでもなさそうです。
というのもこの鳥を調理する過程で残酷な手法が用いられるので(むりやり太らせたり、ブランデーで溺れさせたり)倫理的にも現代にはそぐわないと考えられているからです。
それにしても顔をナプキンですっぽり隠してしまうのには驚きました。
手掴みで、一口で食べる…そして骨などの大きくて飲み込めない残骸を口から出すその姿は確かに人には見せられないかもしれませんね。