2023年12月新オープン!「メルキュールホテル東京日比谷」
メルキュールのブランドコンセプトは「ローカル インスパイアード ホテル」。その土地ならではの、地域のインスピレーションを大切にしたホテル作りで知られています。そんなメルキュールが新しくホテルを作る場所に選んだのは、東京・日比谷。「帝国劇場」や「東京宝塚劇場」、「日比谷映画劇場」など多くの劇場や映画館が立ち並ぶ日比谷の「劇場の街」という特徴に注目し、今回の新ホテルには「劇場の舞台美術(Stage Art)」がコンセプトに選ばれました。
自然光が注ぐレストランで楽しめるのは「フランス料理 × 地元食材」
そこでまず注目したいのは、『La Scène(ラ・セヌ)』という名前が付けられたレストラン。ホテルに入って即目を引いたのが、天井にあるこの羽のようなディスプレイでした。1階のロビーからも見渡せるようになっており、これはパリ・オペラ座のトップダンサー「エトワール」を表現したもの。思わず見入ってしまうほどの迫力です。
レストラン『La Scène(ラ・セヌ)』で楽しめるのは、伝統的なフランス料理の技法をベースにしながらも国内の食材や生産者にこだわった料理の数々。地元の食材を積極的に取り入れているところに、「ローカル インスパイアード ホテル」であるメルキュールのブランドコンセプトが感じられます。
ジム・会議室も完備! 優雅なエグゼクティブ・ラウンジも
ホテル内にはジム・会議室も完備されていて、長期滞在やビジネス利用にも対応しています。日本に出張で来る海外のビジネスマンにも重宝されそう。また、スイートもしくはプリビレッジの宿泊者だけが使用できるエグゼクティブ・ラウンジも用意されています。
エグゼクティブ・ラウンジのインテリアには映画の撮影現場で使うようなライトが使われていたり、映画にまつわる本が飾られていたりと、まるで舞台のセットのような雰囲気でした。バーカウンターには、東京のクラフトビールや地元の食材を使用した軽食などが用意されており、海外はもちろん、地方からのお客さんにも喜ばれそう。ディナー後のひと時にもピッタリです。
映画館をイメージした廊下にワクワク
映画館をイメージしたというホテルの廊下は、少し暗めの照明に。部屋番号のプレートがフィルムを模したデザインになっており、映画好きも楽しめるようなレトロな雰囲気です。
ホテル内の案内表示もシネマティックなフォントになっていて、コンセプトへのこだわりが細かい。3階の廊下にはハリウッドスターを模したオブジェが飾られており、『マイ・フェア・レディ』のオードリー・ヘプバーンや『タイタニック』のケイト・ウィンスレットなど、名だたる俳優がモチーフになっています。
ゲストルームも細部のデザインに注目
最後に東京の街を一望できるゲストルームをご紹介します。部屋によってはエレガントな劇場をイメージしていたり、「歌舞伎」や「能」の衣装に使われる文様をイメージしたデコレーションが施されていたりするそう。ホテルのコンセプトが部屋の中まで綿密に反映されていて、最初から最後まで世界観に浸ることができました。メルキュール東京日比谷に宿泊した際は、ぜひ細かいデザインにも注目して見てみてください。
メルキュール東京日比谷(Mercure Tokyo Hibiya)
住所:東京都千代田区内幸町1-5-2
アクセス:内幸町駅から徒歩5分、新橋駅から徒歩3分、日比谷駅から徒歩10分
TEL:03-3503-5051