器に合わせて洋服も選べる──そんなちょっと新しいイベントが、トゥモローランド 渋谷本店で開催中という情報をキャッチ。トゥモローランドが展開するオリジナルブランド【GALERIE VIE(ギャルリー・ヴィー)】とファッション業界人にもファンの多い工房【monohanako(モノハナコ)】のスペシャルなイベントです。「white & blue」をテーマにした、器と洋服の垣根を超えたライフスタイルの提案とは? 詳しくレポートします。

陶器と洋服がクロスするユニークなイベント

7月20日(木)からトゥモローランド 渋谷本店にてスタートしたのは、monohanakoとGALERIE VIEによる暮らしの提案「white & blue」。佐賀県の唐津とアメリカ・メイン州にアトリエを構える工房monohanakoの中里花子氏が作陶した器と、ギャルリー・ヴィーが今回のために用意した洋服が一堂に会するイベントです。

器の『色』にそれぞれ名前とストーリーが!

今回のイベントは器を展示するだけでなく、ファションアイテムも一緒に提案しているところがユニーク。「器をファッションのように楽しんで欲しい」というmonohanako陶芸家・中里花子さんの思いを汲み取りながら、器と洋服の垣根を超えて「自分らしく生活を楽しむ」アイテムを見つける機会にしたかったとのこと。

monohanakoの器は「うずら」「ブルーデニム」など、一つ一つの『色』に名前がついており、それぞれにストーリーがあります。だからこそ今回のイベント名も「white & blue」と名付けられ、陶器の色とマッチするカラーのアイテムが用意されたのだとか。

「器 × ファッション」の境界線を超えた空間

左から順に 【GALERIE VIE】Dress / ¥46,200、【HOMELAND】Apron / ¥11,000、【GALERIE VIE】Sweat / ¥19,800(全て税込)

今回のイベントには、テーマの「white & blue」に合わせて特別に別注・買い付けされたアイテムも並びます。ギャルリー・ヴィーで定番人気のスウェットも色別注でブルーが登場。陶器とウエアが同じ空間に並ぶ様子を見て、器とファッションに境界線はなく、生活を彩ることと装うことはグラデーションのように繋がっている、そんな印象を受けました。

monohanakoとギャルリー・ヴィーの思いがマッチ!

photo by monohanako

今回のイベントが実現したのは、陶芸家・中里花子さんの思いとギャルリー・ヴィーのブランドとしての考え方がマッチしたことが決め手だったそう。monohanakoのアイテムは使い手が使いやすいように考え抜かれていながら、買った後の使い方はそれぞれに委ねられています。「器をファッションのように、自由に自分らしく楽しんでほしい」という気負わない姿勢が、ギャルリー・ヴィーの「決めつけない、余白のある」ブランドコンセプトと調和し、今回のイベントが実現したのだとか。

さらに、ギャルリー・ヴィーのスタッフやバイヤーがmonohanakoの器を実際に愛用していたことも一緒にイベントを行うきっかけの一つだったようです。

おすすめアイテムは?

初めてmonohanakoを買う人におすすめするなら? 今回のイベントのバイイングをした影山さおりさんに聞くと、「monohanakoの作品はどれも使いやすくて、全ておすすめできるのですが……」と前置きした上で「マグカップ」と「リムシリーズ」をピックアップしてくれました。マグカップはなんと言っても使い心地が良く、飲みやすさが抜群なのだそう。料理を普段しない人でも、家やオフィスなどで手軽に使えるところもポイント。ギャルリー・ヴィーPRの手塚貴美子さんも日々愛用しているようで、「使うたびに『買ってよかった』と感動します。」と絶賛していました。

「リムシリーズ」は縁(リム)が平たくなっている食器のシリーズ。影山さんのおすすめポイントは「特別な日だけでなく日常でも使えるところ」。何より持ちやすく、どんな料理にも使えるので普段の食卓での出番も多いのだそう。様々な大きさ・形のものが用意されているので、自分の使いやすいものを選ぶことができます。

どれも魅力的なアイテムばかりで、編集部スタッフも思わずその場でリアルバイしてしまったほど。渋谷本店でのイベントは7月30日(日)まで。7月26日(水)〜8月6日(日)にはギャルリー・ヴィー 自由が丘店でも開催されるので、気になった方はぜひ注目を。

【開催店舗】
・7/20(木)〜7/30(日)
場所:トゥモローランド 渋谷本店(東京都渋谷区渋谷 1-23-16 1F、B1F)
TEL:03-5774-1711

・7/26(水)〜8/6(日)
場所:ギャルリー・ヴィー 自由が丘店(東京都目黒区自由が丘 2-9-23)
TEL:03-3725-2577

ftn Editor:asaka